ビットコイン、重要トレンドライン抜けるも買い入らず

86182456_s.jpg  ビットコイン(BTC)は重要な壁を抜けたが、1BTC=6500ドル割れの狭いレンジに留まっている。

 ビットコインは10日に、7月25日の高値と9月4日の高値を結ぶトレンドラインのレジスタンスを超えた。

 しかしこれまでのところ、この上抜けによりビットコインに買いが入ることはなく、方向感が無いまま6376-6476ドルの狭いレンジに留まっている。当記事公開時点ではビットコインはコインベース上で6395ドルで取引されている。

 24日には米国の株式市場が急落し、世界的に安全資産への逃避が生じた。仮想通貨はまだリスク資産として扱われているので、S&P500指数の3%下落に代表されるこうしたリスク回避の高まりは、ビットコインにとっては悪い知らせだ。さらにこのS&P500指数はここ数週間、ビットコイン市場に12時間以上先行した動きを見せている。

 このためレンジ下抜けの可能性も無視できない。しかし今後数時間回復が続けば、レンジ上抜けの可能性が高まる。

 しかし、強気への反転が確かめられるのは6810ドルを超えてからだ。

●日足チャート

 ビットコインが下降トレンドラインの突破を活かせずにいるのは、この上抜けに信念が欠けていたこと、つまり横への動きで突破したことと関係しているかもしれない。こうした動きは市場の迷いを示していると考えられる。

 結果として、10月第3週の高値である6810ドルに注目が移っている。この価格を超えれば、続けて9月の高値である7402ドルへ上昇する可能性が出てくる。

●4時間足チャート

 6376ドル(レンジの下端)を下抜ければ、売り方が勢いづき重要なサポートである6230ドルへ下落するかもしれない。この水準を下回れば、次の大きなサポートは6121ドルに位置する21カ月間EMA(指数平滑移動平均)だ。

 しかし買い方が何とか6476ドル(レンジの上端)を超えさせれば、6810ドルへ上昇する可能性も無視できなくなる。

●月足チャート

 月足チャート上では、21カ月間EMAに沿って底が作られているようだ。しかし9月には5カ月間EMAと10カ月間EMAがデッドクロスを形成している。結果として、7114ドルに位置する10カ月間EMAより下で取引されている限り、21カ月間EMA下抜けの可能性も無視できない。

●見解

 金融市場ではリスク回避の動きが出ているが、6376ドルのサポートを守り続ければレンジ上抜けの可能性がある。6476ドルを超えれば、6810ドルが見えてくる。

 レンジを下抜ければ、6230ドルと6120ドル(21カ月間EMA)へ下落する恐れがある。

 週足の終値(協定世界時での日曜の終値)が10月第3週の高値である6810ドルを超えれば、買い方が有利となる。

 月足の終値が21カ月間EMAを下回れば、大きな損失となるだろう。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/bitcoin-price-still-seeking-buyers-despite-passing-key-trendline/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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