マイクロファイナンス企業、シャリアに基づくBC債券の発行を計画

107883396_s.jpg  インドネシアの金融会社は、社会貢献のためのプロジェクトを援助するために、スクークと呼ばれるイスラム教の教義シャリアに基づく債券にブロックチェーン(BC)技術を応用することを視野に入れている。

 ロイター通信によると、シャリアに基づいて社会的な問題へのマイクロファイナンスを行っているブロッサム・ファイナンス社は数カ月以内にBC技術を利用したスクークを発行する予定だ。

 初期発行の規模はそれほど大きくならないと見られるが、BC技術を使う事で発行にかかるコストを抑え、小口の投資家を誘致することが見込まれる、とチーフ・ストラテジー・オフィサーのカリド・ハウラダル氏は述べた。

 同氏は、「同技術は、顧客が従来よりもはるかに安い値段で取引することを可能にする。同技術を使用したスクークは利益を共有できる構造をしており、利益率は10%前後になるだろう」と説明した。

 従来の利子付き債券という形とは異なり、スクークはいわば株式のような取引可能で利益共有を可能にするものだ。

 また同社は他にもBC技術を利用した債券を発行し、植物性廃棄物の削減プロジェクトや病院の拡張などに投資する事も検討中だ。

 同社は18年5月に初めて「スマートスクーク」プラットフォームの構想を発表し、同債券の法、経理、支払いなどの面を標準化、自動化した。当時ブロッサム・ファイナンス社はスマートスクークはイーサリアムのスマートコントラクトシステムを利用し、「スクークの効率性を高め、グローバルな規模で発行したい」と述べていた。

 BCとスマートコントラクトは債券市場で急速に注目が高まっている。8月の世界銀行の試験ではBC技術を利用した債券により、8100万ドルを調達した。

 また5月には、カリフォルニア・バークレーの市議会が地域プロジェクトに資金を拠出するための方法として、BCによるマイクロ債券の発行を求めたり、4月にはJPモルガンがカナダ国立銀行やその他の企業とのパートナーシップを組み、債券発行プロセスを改善するためにBCプラットフォームを立ち上げる試みを行った。

 カナダ国立銀行の同技術担当者は声明で、同技術は金融サービス業界に大きな変革をもたらす可能性を秘めている、と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/microfinance-firm-plans-issuance-of-shariah-compliant-blockchain-bonds/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
リップル詳細ページ
ICOレーティングについて