HTC、BCスマートフォンの「エクソダス」を12月に出荷開始

70805101_s.jpg  最初のアンドロイド端末販売から10年、台湾のスマートフォン大手HTCが初となるBC(ブロックチェーン)搭載スマートフォンを正式にリリースする。

 同社は23日、HTCエクソダスの早期アクセス版が現在予約可能で、購入には仮想通貨が必要だと発表した。

 エクソダス1という名称のこの端末は、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)でのみ購入可能で、12月までに出荷が始まる予定。同社はこの早期アクセス版に参加する開発者も求めているという。

 報道発表によると、エクソダス1は米国、香港、シンガポール、ニュージーランド、英国、その他約30カ国で入手可能だ。

 HTCで分散技術部門の最高責任者を務めるフィル・チェン氏はコインデスクに対し、端末改善のため早期アクセス版に対するBCコミュニティからの意見を望んでいると述べた。

 同氏はメールで「BCコミュニティと共にスタートして我々のウォレットや技術をより安全なものにするため彼らの助けを借りる。つまりエクソダス1を試験してもらい意見や提案、解決案を得ることが目標だ」と述べ、次のように続けた。

 「最近の統計では、約3500万個のウォレットが存在している。HTCエクソダス1で自分用の秘密鍵を持つことに消費者を慣れさせ、その後より広範な市場向けの端末になるようエクソダスを発展させる」

 一般向けの販売開始時期に関する情報はまだ発表されていない。

 5月に開かれたコインデスクのコンセンサス会議で発表されたエクソダス1には、仮想通貨の秘密鍵を保管する、アンドロイドOS(オペレーティング・システム)から保護された「秘密領域」が存在する。

 さらに、スマートフォンを紛失したり秘密鍵を忘れた場合に利用者を保護するため、HTCは「ソーシャル・キー・リカバリ」手続きを開発した。利用者はいくつかの「信頼できる」連絡先を指定でき、それらの連絡先では鍵管理アプリをダウンロードできる。

 その後、利用者のリカバリ・シードがそれらの信頼できる連絡先の間で分割される。スマートフォンを紛失したり盗まれた場合、あるいは秘密鍵を忘れた場合は、これらの連絡先を利用して資産へのアクセスを回復できる。

 HTCは、サードパーティ開発者向けのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)も公開する予定だ。このAPIにより、エクソダス1を用いた秘密鍵の保護やトランザクションの署名が可能になる。HTCによるBCエコシステム拡大を支援するパートナーに向けた、ウォレット用のSDK(ソフトウェア開発キット)を推進する計画も進められている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/htc-will-start-shipping-the-exodus-blockchain-phone-in-december/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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