中国人民銀行のデジタル通貨研究所所長、証券清算機関指揮のため退任

109185445_s.jpg  中国におけるCBDC(中央銀行発行デジタル通貨)構想の計画立案者が、同国の中央証券清算機関を指揮するため退任した。

 17年にPBoC(中国人民銀行)でデジタル通貨研究所を設立した姚前氏は現在、CSDC(中国証券登記結算有限責任公司)でゼネラルマネージャーの職に就いている。15日の同社の更新情報で明らかになった。

 CSDCによると、同氏は9月にPBoCを離れ、10月に同社へ加わったという。

 コインデスクは17年、PBoCによるデジタル人民元の開発を率いたとして、姚氏をBC(ブロックチェーン)分野で最も影響力のある人物の1人として取り上げている。

 デジタル通貨研究所の所長を現在誰が務めているのかは不明だが、同研究所は10月上旬にCBDC開発に取り組む法律と技術の専門家を新たに募集していた。

 従来の金融システムでのBCの採用を目指す中国国内の計画をCSDCが支援する中、姚氏が同社に加わることになった。CSDCは00年に設立され、中国の証券規制当局の監督下にある国有企業だ。

 コインデスクは16年、取引後決済におけるBC活用について提携するため、CSDCがロシアの企業と契約を結んだと報じている。

 最近では、国内の商業銀行によるBCを用いた6600万ドル相当のABS(資産担保証券)発行をCSDCの上海支店が支援している。

 姚氏が8日に出した論説では、同氏はまだPBoCのデジタル通貨研究所所長という肩書だった。この記事は、中国におけるABS市場向けのBCシステムをPBoCが開発しているという内容だった。

 この論説では、同システムは証券発行手続きを迅速化するためのもので、ABSを通じた資金調達を目指す中小企業が自社の取引と信用に関するデータを分散ネットワーク上に移行できるようにすると説明されている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/pbocs-digital-currency-chief-departs-to-lead-securities-clearing-house/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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