イーサリアムの最新アップデート、テストネット上で停止

101792147_s.jpg  イーサリアム(ETH)の主要なテストネットRopsten(ロプステン)は現在停止中である。

 コンスタンティノープルと呼ばれるイーサリアムのハードフォークは4230000ブロック時点、ロプステン上で行われる予定だった。

 しかし、イーサスキャンやブロックスカウトなどのいくつかのサイトによって、ロプステンのネットワークが4299999ブロックで停止していることが報じられた。

 パリティ社のリリースマネジャー、アフリ・シュードン氏はGitterの公開チャットにおいて、今回の件はロプステンに十分な数のマイナーがおらず同通貨がまだ採掘されていないためだと説明した。

 つまりこれはコンスタンティノープルはすでにロプステン上にリリースされているが、マイナーたちが採掘可能なレベルまでソフトウェアをアップグレード出来ていないという事だ。

 彼はまた、「すべてのクライアントが立ち往生しているという事は、未だに有効なコンスタンティノープルブロックが採掘されていない証拠だ」と発言し、イーサリアムのディベロッパー達に、更新されたロプステンのノードを起動することや、コンスタンティノープルが作動したブロックを採掘できるようなサーバーを用意することを求めた。

 同チャット上で何人かの参加者がこの要請に応える意思を示し、現在解決のために動いている最中だという。

 イーサリアムの開発担当の一人ピーター・シラギ氏は「もしアントン・ナシャトゥレフ氏かケイシー・ディトリオ氏と連絡が付けばゲス(Geth)にアクセスして採掘を開始出来るのだが。残念ながらマーティン・スウェンデ氏も現在オフラインで期待できない」と弁解した。

 これに対してシュードン氏は、「今考えてみればコンスタンティノープルの公開は週末を避けるべきだったかもしれない。今後週末にハードフォークはしない」と反応した。

 13日現在、ロプステンテストネットは未だに凍結中だ。開発者たちはコンスタンティノープルを起動し、ロプステン上のブロックチェーンを前進させる作業に追われている。

 しかしこの遅延が今回のアップデートそのものに影響を与えるかは不明である。なぜなら出鼻をくじかれたのはマイナー不足の為であり、システムのコード自体は未だにテストされていないからだ。

 コインデスクが12日に報じたように、時価総額世界2位であるETHの開発者たちは11月末にコンスタンティノープルをローンチする予定だ。それによって、イーサリアムネットワークに数々の変更が加わることになるだろう。その中でも一番議論を呼ぶのは各ブロックごとに与えられる採掘報酬が減少するかもしれないことだろう。

 イーサリアムとほとんど同様のブロックチェーンシステムであるロプステンは、メインネットワークとは切り離された環境で新たなコードのパフォーマンスをテストする場所として非常によいツールである。去年のハードフォーク、ビザンチン、はロプステン上での1カ月ほどの試用期間を経てイーサリアムネット上にリリースされた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/ethereums-constantinople-upgrade-stalls-on-testnet/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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