BC金融系新興企業のクリアマティックス、新たに1200万ドルを調達

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 BC(ブロックチェーン)金融会社のクリアマティックス・テクノロジーズが、ベンチャー・キャピタルのルート66ベンチャーズが率いるシリーズAの投資ラウンドで1200万ドル以上を調達した。

 この投資ラウンドでは、未公開株式投資会社のTNFキャピタルとXTXベンチャーズ(マーケット・メーカーであるXTXマーケッツのベンチャー・キャピタル部門)が追加投資を行った。

 今回の取り決めの一環として、TNFキャピタルの業務執行社員であるサミール・コースラ氏がクリアマティックスの取締役会に加わる。

 コースラ氏は、クリアマティックスへの関与が深まったことは喜ばしいと述べ、「金融市場のインフラに革命的な変化をもたらす、明確なビジョンを持ったイノベーターであるロバート・サムス氏が率いる類いまれなチーム」を称賛した。

 15年に創設されたクリアマティックスは、「非中央集権型の決済ネットワーク」の構築にイーサリアム(ETH)BCを採用している。これはプライベートな会員制のネットワークで、第三者を介さずに金融デリバティブ契約全体を自動化するよう設計されている。イーサリアムの創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は同社で顧問を務めている。

 同社は18年5月にアキソニと連携し、金融デリバティブがどのようにして2つの異なるネットワークの間でチェーンを超えた微細な価値の移転を引き起こしうるのかを実演した。この実演では、あるエンタープライズBCに由来するデリバティブ契約が、別のエンタープライズBCで決済されることが初めて示された。

 クリアマティックスは他にも、USC(ユーティリティ・セトルメント・コイン)プロジェクトに技術提供している。これは、中央銀行発行の通貨を担保とした新たなデジタル現物商品作り出す、17社の銀行と金融機関から成る共同事業体だ。

 この取り組みは最近、エンタープライズBCに力を入れている新興企業のR3による主導権争いの舞台となった。コインデスクが9月に報じたように、R3はUSCプロジェクトに取り入ろうと試み失敗している。R3はコルダ・プラットフォーム上でのUSC構築を提案したが、17社のメンバーによる投票の結果、満場一致で否決された。

 クリアマティックスは、今回調達した資金でチームを拡大(現在はロンドン本社とシリコンバレーに30名超のスタッフがいる)し、USCプロジェクトの市場投入を支援するためのプロトコル・プロバイダー・サービスを19年に立ち上げる計画だと述べた。

 クリアマティックスのロバート・サムスCEO(最高経営責任者)は「技術を通じて従来の市場構造を一変させることに尽力している投資家との連携を楽しみにしている」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/blockchain-finance-startup-clearmatics-raises-12-million-in-new-funding/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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