ベネズエラ、パスポート支払いに仮想通貨使用を義務付け

99628295_s.jpg  ベネズエラ国民が、同国で物議を醸している仮想通貨ペトロを使ってパスポートの支払いをするよう義務付けられたと報じられた。

 ブルームバーグによると、デルシー・ロドリゲス副大統領が5日の記者会見で、新たなパスポートの価格は2ペトロ(7200ボリバル相当)だと述べたという。

 これは最低月収の4倍の金額で、ベネズエラ国民が同国の経済的・人道的危機から逃れる際に旅券を入手することがさらに難しくなった。

 この石油に裏付けられた仮想トークンのプレセールは2月に行われていたが、マドゥロ大統領によって10月上旬に正式に立ち上げられた。

 マドゥロ大統領は次のようにツイートしている。

 「ペトロへようこそ!これは経済回復プログラムを強化し、商業的・金融的・貨幣的取引の新たな形態として世界の仮想通貨経済に革命を起こすものだ」

 コインデスクの報道によると、マドゥロ大統領は刷新した自国通貨のソブリン・ボリバルもペトロに連動させている。

 しかしこのトークンはベネズエラに対する米国主導の経済制裁に公然と逆らうもののため、トランプ大統領は3月の新たな制裁でペトロの商業利用を阻止した。

 10月上旬には米上院の超党派グループがペトロへのより厳しい制裁を要求し、米国民がベネズエラ政府にペトロを活用するための「ソフトウェア」を提供する行為を禁じるよう求めた。

 マドゥロ大統領はペトロの成功に大きな期待をかけているようで、複数の機関にペトロを利用するよう義務付けている。8月下旬にはペトロを採用するよう銀行に命じ、3月には企業に対し同様の命令を行っていた。8月の発表によると、年金と給与システムもペトロに連動させているという。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/venezuelans-forced-to-use-petro-cryptocurrency-to-pay-for-passports/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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