米裁判官が詐欺事件でCFTCを支持、仮想通貨は商品と

38630021_s.jpg

 米国の裁判官が、仮想通貨投資詐欺疑惑に関する裁判でCFTC(商品先物取引委員会)を支持し、この事件においては関連する仮想通貨はコモディティ(商品)であるとの判決を下した。

 コインデスクが1月に報じた通り、CFTCは2人の個人とラスベガスに本社を置くマイ・ビッグ・コイン・ペイという事業者を仮想通貨関連詐欺の疑いで告訴していた。

 被告人のランドール・クレーター氏とマーク・ギレスピー氏はその後、関連する仮想通貨は商品ではなく、CFTCの管轄ではないという根拠で、訴えを取り下げるよう申し立てていた。

 しかし、マサチューセッツ地方裁判所のライヤ・W・ゾベル裁判官は26日、CFTCの反論を認め、告訴の棄却を求める申し立てを却下した。これにより、裁判は継続することになる。

 被告人は、マイニングや取引ができる仮想通貨としてクレーター氏とギレスピー氏が売り込んでいたマイ・ビッグ・コインは「先渡しの契約」を取引するものではなく、商品取引法が規定する商品ではないと主張していた。

 しかしCFTCはこの主張に対し次のように反論した。

 「(商品取引法での定義)における『商品』とは、その商品の特定の種類や銘柄より幅広いものだ」

 CFTCはさらに「ビットコイン(BTC)先物取引は存在している。(CFTCは)仮想通貨の先渡しの契約は『取引されて』おり、ゆえに仮想通貨であるマイ・ビッグ・コインは商品であると主張する」と述べていた。

 同裁判官は「この法令の文面は原告の主張を支持している。この法律では『商品』を種類、等級、品質、銘柄、製造者、形態で定義しているのではなく、包括的で無条件な定義を行っている」と記している。

 今回の判決は、米国の裁判官が詐欺訴訟に関わる仮想通貨を、CFTCの管轄対象である商品だと判断した新たな事例だ。

 コインデスクは3月、キャベッジテック社が関与した詐欺事件で、別の連邦地方裁判所判事がCFTCを支持し同様の判決を下したと報じている。

 裁判所は最近、キャベッジテックのオーナーであるパトリック・マクドネル氏に対してCFTCがさらなる申し立てを行うまで、同社の事件と詐欺疑惑に関する判断を延期した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/us-judge-sides-with-cftc-ruling-cryptos-are-commodities/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
リップル詳細ページ
ICOレーティングについて