ビットコインの変動、ほぼ2年ぶりの小ささに

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 3か月間に及んだビットコイン(BTC)の値動きの収束が間もなく終わりそうだ。重要なボラティリティ指標が21カ月ぶりの低水準になっている。

 ビットコインは6月末以降、三角持ち合いを形成している。強い方向感は無く、売り方も買い方も様子を伺っている。

 この結果、ボラティリティ(変動率)を示すボリンジャーバンド幅(価格の移動平均の±2σから導出されるテクニカル指標)は、16年12月以来の低水準になった。ビットコイニティによると、全ての交換所での標準偏差で測定した場合、ボラティリティは17年7月以来の低水準だ。

 低いボラティリティが続いた後は、明確な方向性が出ることが多い。つまりビットコインは間もなくどちらかの方向に大きく動く可能性がある。

 当記事公開時点で、ビットコインは終日ほぼ動かず、1BTC=6450ドルで取引されている。

●日足チャート

 日足チャート上では、三角持ち合い内での動きとなっている。当記事執筆時点で、三角持ち合いの上端(レジスタンス)は6900ドル、下端(サポート)は6270ドルに位置している。

 ボリンジャーバンド幅(ボリンジャーバンド間の距離÷20日間移動平均値)は9月26日、21カ月ぶりの低水準である0.0975まで減少した。さらにこのオシレーター指標は、ボラティリティがここ9カ月間着実に低下していることを示している。

 したがって、ボラティリティの急上昇(大きな価格変動)は近いと言って良いだろう。長期チャートの移動平均分析によると、下に動き三角持ち合いのサポートを破る可能性がある。

●月足チャート

 月足チャート上では、5カ月間EMA(指数平滑移動平均)と10カ月間EMAが14年後半以来初めてデッドクロスを形成している。さらに先週末の高値である6841ドルから25日の安値である6325ドルまでの下落で、このデッドクロスの信頼性が高まっている。

●1時間足チャート

 1時間足チャート上では、RSI(相対力指数)の上昇と逆三尊の上抜けにもかかわらず、ビットコインはなかなか上昇できずにいる。これらは、弱気の地合いが非常に強まっていることを示している。

●見解

 ビットコインのボラティリティは今後数日で急上昇する可能性がある。

 テクニカル分析は三角持ち合いの下抜けを示唆している。この場合、6月の安値である5755ドルが重要になるかもしれない。

 三角持ち合いを上抜けた場合は、7月の高値である8500ドルの上抜けが見えてくる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/bitcoin-price-volatility-hits-lowest-level-in-nearly-2-years/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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