ユヴェントスFC、仮想トークンでファンの「声」聞く

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 世界有数の人気を誇るサッカークラブが、仮想トークンを立ち上げようとしている。同クラブによると、このトークンで「意見を出せる」ようにすることで、ファンの人数を増やせるという。

 現在クリスティアーノ・ロナウド氏が在籍するイタリアのユヴェントスFCは、「ユヴェントス公式ファントークン」の立ち上げについてソシオス・ドットコムと提携中だ。24日の発表によると、このトークンはまず「FTO(ファン・トークン・オファリング)」を通じて配布される予定だという。

 ユヴェントスFCは世界最大規模のファンを基盤に持つサッカークラブで、ソーシャルメディアへの大きな影響力がある。同チームによると、このトークンはファンをさらに増やし、欧州外のサポーターがより直接的な体験を持てるようにするものだという。

 このトークンは、ソシオス・プラットフォームのネイティブトークンであるチリーズ(CHZ)を使って、同プラットフォーム上で取引可能になる予定だ。このトークンにより、ファンは近く公開されるモバイルアプリ上で投票を行えるようになる。このプラットフォームで、ファンはユヴェントスの票決に参加できる。同クラブによると、これによりサポーターの「意見を聞き、クラブとファンの間に深い繋がりを作る」ことができるという。

 この発表ではFTOの正確な仕組みや調達予定の金額は明らかにされなかったが、これは基本的にはICO(イニシャル・コイン・オファリング)だと思われる。このFTOは、19年第1四半期に行われる予定だ。

 ユヴェントスの共同CRO(最高売上責任者)であり、国際パートナーシップ及び企業収益部門長でもあるジョルジョ・リッチ氏は次のように述べた。

 「当クラブは常に、イノベーションや新技術に大きな注意を払い、それらに積極的だ。ソシオス・ドットコムと共に、最先端の手法でお気に入りのクラブと関わる機会を世界中のファンに提供できると確信している」

 最近多くのサッカークラブが、BC(ブロックチェーン)技術に目を向け、ファンとの関係を深めようとしている。

 フランス1部リーグのパリ・サンジェルマンは9月11日、世界中のファンの参加を促すために独自の仮想通貨を発行する計画を明らかにした。このプロジェクトも同様のFCOを通じ、ソシオスとの提携下で実施されている。

 事実、ソシオスは今回の発表で、今後はより多くのチーム(可能ならば最大50チーム)と関わりたいと述べている。

 同社の創業者でもあるアレクサンドレ・ドレイファスCEO(最高経営責任者)は「世界最大のグローバルなサッカー・コミュニティとサッカーファン向けの市場を構築しつつ、BCや仮想通貨が主流の信頼できる技術だと実証することが我々の目標だ」と述べた。

 ブラジル2部リーグのアヴァイFCは12日、ファン向けのデジタル・エコシステムを構築する取り組みの一環として仮想通貨を製作中で、2000万ドルを調達すると発表した。このプロジェクトの狙いは、チームの物的インフラを整え、ブラジルサッカー界の1部リーグへ昇格する資格を得るためのチーム力強化を支援することにある。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/juventus-soccer-club-is-launching-a-crypto-token-to-give-fans-a-voice/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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