日本の18年上半期の仮想通貨ハッキング被害額、5億4000万ドル

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 20日に日本で再び仮想通貨交換所がハッキングされたというニュースが伝わったが、その後日本の警察当局が発表した統計で、18年にこのようなハッキング攻撃が増加していることが明らかになった。

 朝日新聞は20日、警察庁が発表した18年上半期のデータで、仮想通貨ウォレットや交換所へのサイバー攻撃が17年の同じ時期と比べ3倍になったことが分かったと報じた。

 警察庁は、158件のサイバー攻撃を通じ、605億300万円(約5億4000万ドル)相当の仮想通貨が盗まれたと発表した。これは17年上期の総被害額をかすませるほどの数字だ。この期間には、149件の盗難事件で590万ドル相当の仮想通貨が盗まれていた。

 このデータによると、18年の被害の大部分は交換所から盗まれたもので、約5億1800万ドルに及ぶ。残りの2200万ドル強は個人の仮想通貨ウォレットから盗まれていた。

 同レポートによると、個人のウォレット被害の6割以上で、所有者はEメールや他のインターネット・サービスで使っていたものと同じIDやパスワードを使用し仮想通貨を保護していたという。これは仮想通貨アカウントでしてはいけないこととして教訓にすべきだ。

 統計では、交換所でのハッキング被害の大部分は、恐らくは史上最悪のハッキングである1月のコインチェックの被害だ。このハッキングでは5億1700万ドル近くが盗まれている。

 金融庁はその後数カ月で、立ち入り調査、業務改善命令、さらに業務停止や登録拒否などを行い、交換所のセキュリティ強化に取り組んだ。警察庁も投資家にパスワードのセキュリティを強化するよう喚起した。

 この取り組みの結果、1~3月には被害全体の76%(120件)が発生したが、その後は被害件数が減少、わずか38件しか報告されていないという。

 警察庁が提供したさらに詳細なデータによると、最もハッカーの標的にされた仮想通貨はネム(XEM)で、36件の被害で5億1700万ドルが盗まれている。この大部分はコインチェックのハッキングで盗まれたものだ。

 さらに、リップル(XRP)は42件で1350万ドル、ビットコイン(BTC)は94件で776万ドル相当が盗まれている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/japan-lost-540-million-to-crypto-hacks-in-first-half-of-2018/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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