WEF、BCは様々な環境問題の解決に役立ち得る

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 WEF(世界経済フォーラム)が行った新たな研究により、地球が直面している緊急性の高い環境問題に対処するためのBC(ブロックチェーン)技術の使い道が65種類以上明らかになった。

 報道発表によると、会計監査大手のPwCと提携して行われたこの研究は9月上旬に開催されたGCAS(グローバル気候行動サミット)で発表されたもので、新たな国際的プラットフォームが「責任のあるBCエコシステムを生み出す」ための方法が検討されている。

 このようなネットワークはエネルギーや水といった天然資源の分散管理から、より優れた持続可能性を促進するためのサプライチェーンの作成にまで及ぶ。この研究ではさらに、「持続可能で低炭素な」経済成長に必要だと考えられている膨大な額の資金を調達するための新たな仕組みも提供し得ると記されている。

 コインデスクが報道している通り、BCプロジェクトでは既に、原産地から一般向けの店舗まで魚を追跡することによるマグロ資源の持続可能性といった問題への対処、温室効果ガス排出の削減方法の研究、分散取引を通じた太陽光発電事業の促進などが行われている。

 この発表では、「透明性は消費者の判断に影響を与え、サプライチェーンの慣行を改め、新たなガバナンスの仕組みを引き出すために必要不可欠だ。例えばBCを用いたスマートコントラクトは、地域社会や漁師に特定の資源に関する権利を与えるための画期的な任期契約を裏付けることができる」と述べられた。

 この研究では、BC技術が良い影響を与え得る分野を、気候変動、生物多様性と保全、海洋、水の安全保障、清浄な空気、悪天候や災害からの復興の6つの領域に分類している。各領域はより正確な対象分野に細分化される。

 同レポートによると、このような可能性は開発者、投資家、政府からほぼ見過ごされているが、「現状では環境システムに埋め込まれている価値を開放し収益化する」チャンスを提供しているという。

 英PwCの共同経営者であるセリーヌ・ハーワイヤー氏は、金融に大きな変化をもたらすBCの利用事例は主に企業や投資家からの注目を集めていると述べつつ、次のように続けた。

 「透明性があり信頼できるクリーンで倫理的なサプライチェーンから、持続可能性のある消費と生産の動機づけ、あるいは必要性が高まっている低炭素で分散型のエネルギー・水・モビリティシステムへの移行の支援に至るまで、私達の環境に大きな利益をもたらすために新たなアイデアがこの新興技術を活用するチャンスがある」

 このレポートでは、BCは「自然資本の解放や地域社会の活性化」に加え、よりクリーンで資源に優しいソリューションへの移行に繋がる可能性があると示された。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/blockchain-can-help-solve-swathe-of-environmental-issues-says-wef-study/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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