欧州委員の副委員長、「暗号資産は普及している」

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 EU(欧州連合)へ法案を提出する執行機関である欧州委員会の高官が、暗号資産は「普及している」ため、18年中にその管理に関する規制判断について結論を出す予定だと述べた。

 9月7日に開かれた経済・財務相理事会の会合後の記者会見で、欧州委員会のヴァルディス・ドンブロウスキス副委員長は、EU内における仮想通貨産業の管理に関する規制の策定を加盟国は支持していると述べた。

 ドンブロウスキス氏は次のように述べた。

 「暗号資産についての有益な意見交換も行った。我々は暗号資産が普及していると考えている。最近の混乱にもかかわらず、市場は成長を続けている」

 同氏はさらに、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)は代替的な資金調達手段として発展し得ると語った。同氏は「17年にはICOによって60億ドル以上の資金が調達された。18年にはこの額は大幅に増加するだろう」と述べた。

 この将来性を最大限に活かすため、暗号資産をどのように「分類」するか、そして既存の金融市場規則を使うか、あるいは仮想通貨専用の規制を策定するかが喫緊の課題だ、とドンブロウスキス氏は述べた。

 同氏は「これに関連して、我々は現在欧州監督機構と共に、これらの疑問に正確に答えるための暗号資産の規制作成に取り組んでいる」「この取り組みは、この分野におけるさらなる措置を決定し、それを活かすための確固たる基盤を提供するだろう」と述べた。

 コインデスクが2月に報じたように、ドンブロウスキス氏は革新的な資金調達手段としてのICOについて、前向きな発言をしている。同氏は当時、欧州委員会によるさらなる取り組みが必要だと認めつつも、具体的なトークン・プロジェクトの管理について規制当局はより臨機応変なアプローチを取るだろうと示唆していた。

 ICOに好意的なEUの政治家はドンブロウスキス氏だけではない。欧州議会のある議員は9月7日、トークンセールによる収益を制限しつつもEU加盟国内で適格なプロジェクトを利用できるようにするという、ICO管理の新規則を提案している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/crypto-assets-are-here-to-stay-says-eu-commission-vice-president/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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