<Pick Up>IBM、ステラ活用の決済システム「ブロックチェーン・ワールド・ワイヤー」を発表

47204957_s.jpg

 IBMは長らく開発してきたブロックチェーン(BC)ベースの決済システムのベータ版を経て、ブロックチェーン・ワールド・ワイヤーと呼ばれる新商品を発表した。

 ビッグ・ブルーによると、プラットフォーム化に向けてステラ・ネットワークに接続することで、新サービスではほぼリアルタイムに決済が可能となる。

 BCワールド・ワイヤーは、リップルのようなBCベースの他決済ネットワークと同様に、現行の国際送金システムにおける複雑でコストがかかる銀行仲介を排除しようとしている。

 IBMの公開文書によると、新サービスは、通常クロスボーダー決済時に必要となる銀行仲介を代替するように動く。

 IBMのウェブサイトによると、「取引を行う2つの金融機関は、ステーブルコイン(安定した通貨)
、あるいは、法定デジタル通貨、その他のデジタル資産(2つの法定通貨をブリッジする資産)の利用を取り決める。その取り決めが取引を容易にして、重要な決済手段を提供する」。

 実際には、銀行の既存システムにBCワールド・ワイヤーのAPIをプラグインすることで、A銀行では法定通貨から任意のデジタル資産に両替し、B銀行送金され、別の法定通貨に両替される。IBMによると、「全取引詳細はBC上に記帳される」。

 コインデスクの報道によると、IBMは7月にストロングホールドと呼ばれるスタートアップ企業との協業によりボラティリティーが低いステーブルコインの発表を行った。このステーブルコインは、ステラBC上で動作し、ステラのコンセンサスメカニズムを利用する。

 IBMの金融機関向けBCサービスの責任者であるジェス・ルンド氏によると、「IBMが真に求めるのは、同じBCネットワーク上であらゆる法定デジタル通貨を利用した決済ができることだ」。

 報道によると、IBMは、10月のサイボス銀行カンファレンスで新サービスのデモ実施を計画している。

 BC決済に参入することで、IBMは、同様のサービス(エックス・カレント、エックス・ラピッド)を提供中で国際的な広がりを見せるリップルと競合することになる。 

 GMOやアリババの子会社であるアント・フィナンシャル、またその他企業も同様のサービスを提供しようとしている。

 IBMは、17年10月からステラ・プロジェクトを進めており、今年3月には仮想通貨の企業向けサービスを広げていくことに興味を示していた。

 ルンド氏は「今起こっていることは大きな節目になりうることで、このサービスは公的なBCネットワークだが許可されたものだ」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/ibm-debuts-stellar-powered-blockchain-world-wire-payments-system/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
リップル詳細ページ
ICOレーティングについて