<Pick Up>ビットコイン2ケタ急落、長期的な強気相場が無効に

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 ビットコイン(BTC)が2ケタ急落したことで、買い方は一掃されたかもしれない。しかしテクニカル的には、まだ長期的な弱気への反転が確認されたわけではない。

 当記事公開時点で、ビットコインはビットフィネックス上で1BTC=6422ドルで取引されており、9月5日の高値である7404ドルから13%下落している。

 注目すべきことに、ビットコインはここ2週間の上昇を1日で失ったことになる。この急落により、下降チャネルの上抜けや週足MACDの強気への反転による楽観的な見方に水が差された。

 しかし、重要なサポートである6000ドルよりはだいぶ上方にあるので、長期的な強気から弱気へのトレンド転換というにはまだ時期尚早だ。

●週足チャート

 売り方はここ11週間、週足の終値、つまりUTC(協定世界時)での日曜の終値で6000ドル(2月6日の安値)を割ることに何度も失敗している。これは史上最高値2万ドルからの下落が失速したことを示している。

 従って、今回ビットコインが6000ドル割れで週足の終値をつければ、売り方は勢いづくだろう。

 今週の終値がこの重要なサポートを割るかどうかを判断する1つの方法はラインチャートを観察することだ。日中の高値や安値も考慮するローソク足チャートとは異なり、ラインチャートはUTCでの終値だけに注目することで、より幅広いトレンドをより良く描写することができる。

●日足ラインチャート

 日足ラインチャートでは三角持ち合いが形成されている。この三角持ち合いのサポートである6340ドル割れでUTCでの終値をつければ、長期相場の再開が示唆される。従って、この三角持ち合いを下抜ければ、今週の終値が6000ドル割れになる可能性が大きく高まる。

 とはいえ、短期チャートは売られ過ぎに見えるので、9月6日は弱気な終値をつけないかもしれない。

●ビットコインのRSI

 4時間足チャートのRSI(相対力指数)は6月11日以来の低水準となっており、過度に売られ過ぎな状態を示している。時間足チャートのRSIも同じような状況だ。従って、調整として若干上昇する可能性は捨てきれない。

●見解

・6302ドルの安値への下落により、長期的な強気の見通しが無効となった。

・日中は売られ過ぎの状態なので、調整として若干上昇した後、6000ドルに下落する可能性がある。

・週足が6000ドル割れで終値をつければ、長期的な弱気への反転となる。

・2日連続で三角持ち合いのサポートより下で終値をつければ、今週の終値が6000ドル割れとなる可能性が高まる。

・当面は7429ドル(9月2日の高値)が買い方にとって破るべき水準となる。一方、7月の高値である8507ドルをしっかりと超えれば、長期的な強気への反転が確認できる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/bitcoins-double-digit-drop-negates-long-term-bull-market/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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