タイ中央銀行、R3の技術をベースにデジタル通貨を開発中

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 タイ中央銀行(BOT)が、CBDC(中央銀行発行デジタル通貨)の実証実験の第1段階を19年3月までに終える見込みだと発表した。

 BOTは8月21日、コーダ(Corda)を用いたCBDCを作るため、国内の金融機関8社と提携したと発表した。コーダとは、企業向けのコンソーシアムを主宰しているR3が開発したDLT(分散台帳技術)プラットフォームだ。

 この発表によると、最終的な目標は、デジタル通貨を用いて銀行間取引を円滑化すると共に、「タイ金融市場のインフラを効率化する」ことにあるという。

 BOTはプロジェクト・インタノンと呼ばれるこの計画を支援するため、バンコク銀行、クルン・タイ銀行、サイアム商業銀行、スタンダードチャータード銀行(タイ)、HSBCを含む8社に加え、技術パートナーとしてR3と契約を結んだ。

 同銀行はこの発表の中で「プロジェクト・インタノンの第1段階は19年の第1四半期までに完了し、その後BOTがプロジェクトの総括を発表する予定だ」と述べた。

 BOTは続けて次のように述べた。

 「第1段階の成果を踏まえ、第三者の資金移動や国境を超えた資金移動を含む、プロトタイプとなる通貨の幅広い機能の更なる発展を目指す」

 BOTの総裁は、6月の演説でこのプロジェクトのコンセプトを初めて明らかにし、より大きな規模での正式な立ち上げが可能になる前に、銀行間取引の円滑化におけるBC(ブロックチェーン)の可能性を模索する狙いだと述べていた。

 プロジェクト・インタノンの開始により、BOTは銀行間取引と国際取引の円滑化のためにDLTシステムを試験する中央銀行の1つになった。これらの中央銀行には、香港金融管理局やカナダ銀行が含まれる。

 また、BOTは発表の中で、国債販売を効率化するためのプルーフ・オブ・コンセプトのデザインのDLTを用いた別の実証実験も現在進行中だと述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/thailands-central-bank-is-developing-a-digital-currency-based-on-r3-tech/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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