GMO仮想通貨事業、第2四半期に2.55億円の利益計上
日本のIT企業大手GMOインターネットは、18年12月期第2四半期に、仮想通貨事業で2億5500万円の営業利益を計上した。
同社は9日の決算発表後に、決算短信を公表した。これによると、同社の仮想通貨事業では売上高26億円を計上したことが示されている。
仮想通貨事業の売上高は、47%を占めるマイニング事業と、53%を占める仮想通貨交換事業にほぼ均等になった。
これによると、売上高はわずか3カ月で2100万ドルに達したが、営業利益は230万ドル(10.95%)と比較的わずかなものとなった。しかし第1四半期は、今年初め2カ月間の仮想通貨交換事業での損益が主な要因となり、660万ドルの損失計上だった。
GMOは第2四半期の仮想通貨事業におけるマイニング売上について注目すべきことを示している。
「マイニング設備の拡張および採掘が計画通り進捗し、売上高は12億円となったものの、ビットコイン価格の停滞およびハッシュレートの上昇などのマクロ環境の悪化により、マイニング収益性が低下した」とのことだ。
実際、8月3日付のGMOマイニング事業の最新報告によると、同社は第2四半期にマイニング能力を増やしたようだ。例えば、同社は第1四半期に512ビットコインを採掘しているが、これは、2018年6月だけで採掘した528ビットコインよりも少ない。
注目すべきはこれが、GMO独自の7nmプロセス技術によるビットコインマイニングマシン販売直後の数値であることだ。このマシンは、より多くのハッシュパワーを搭載しており、かつ省電力であるとのことだ。
GMOの新規事業である仮想通貨事業で唯一収益性があったのは、ビットコインの価格が2万ドル近くまで達した17年12月期第4四半期だった。
(イメージ写真提供:123RF)
https://www.coindesk.com/gmos-cryptocurrency-business-made-2-3-million-profit-in-q2/
This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index
ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
ビットコインキャッシュ詳細ページ
イーサ詳細ページ
ICOレーティングについて