中国の製薬問題、BCが解決できる可能性

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 7月の第3週になってもソーシャルメディアを通して中国全土を揺るがせているワクチン不正問題は一向に収束のメドが立たない。だたこの深刻な問題は実はブロックチェーン(BC)で防げた事件だったかもしれない、もしくは、今後防げるようになるかもしれない。

 この事件は、吉林省の製薬大手の長春長生生物科技が販売したDPT(3種混合)ワクチン約25万2600ユニットのデータを改ざん、中国国家薬品監督管理局がこのワクチンを差し押さえた事件。そのすぐ後にも、四川省の大手企業が行った11万3000のワクチンの偽装問題が、香港のメディアのサウス・チャイナ・モーニング・ポストによって報じられたばかりだ。

 重要な事にこのような薬剤製薬会社のスキャンダルが最近になって始まったことではないという事だ。今回の件もこのDPTワクチンの製造にかかわった会社は少なくても数社に上っており、これからこの事件の全貌の解明が待たれる。

 偽造を行う中国の薬剤製薬会社は度々摘発され、そのたびに世間の強い抗議にさらされる。にもかかわらず、このような事件は一向に後を絶たない。本当に重要な事は、中国の善良な市民はどのように自分達とその子供を守るのかだ。

 ワクチンのスキャンダルが起こった後、BCならもっと効率的にワクチンの情報を調べることが可能という事だ。

 ユーザーネームが@wstartというコンピュータープログラマーはV2EXと言うオンラインコミニティーサイトに投稿した意見が議論を呼んでいる。彼によると14時間のデータマイニングとコーディングの末に、30の省で問題のワクチンがある場所を突き止めることに成功したとある。
 
 このコンピュータープログラマーはこの作業は非常に困難で情報を集めるために多大な労力を必要したとある。また一部の不正ワクチンは探すことはできなかったという事も投稿している。

 中国で暗号コミュニティが活動、BCは解決策として注目されている。

 コインデスクが23日に報じた記事によると、中国で有名な仮想通貨トレーダーのザオライ・リー氏がBCがこの不正薬剤問題に有効であるとの議論を始めたと報道された。

 彼はウィチャットの中で、新しいテクノロジーで問題の薬剤がどこにあるのか突き止められるようになるとしている。サプライチェーンの中で、薬は工場から物流センターに運ばれそこから病院などに運ばれる。

 中国のブログサイト「ジャンスー」の匿名の投稿では、多くのトークンセールの問題(17年に中国政府はICOを禁止)で、BCは人々によって「悪者」にされた。しかし、BCは単なるテクノロジーということを忘れてはならないと、その投稿では述べられている。

 このサプライチェーンシステムの中でBC技術を使って輸送物がどこにあるのかを突き止める試みは、JD.comやウォルマートなどではすでに実用化の段階にある。

 中国金融オンラインの金融コメンテーターのジャーピンー・チェン氏は、サプライチェーンの中でどのようにして医薬品業界の問題に役立てられるかを週の初めに説明している。

 中国食品医薬品検定研究院(NIFDC)が公共の情報網を使い、いつどこで、どのような場所にワクチンがあったのかを調べることが可能としている。また一般企業がこのシステムに参加するようになれば安全の向上につながるとしている。

 また、チェン氏はBCはただの技術なので、アイディアのまま終わらすのではなくみんなの力で実行しなければいけないとしている。

 地元のニュースによると、この試みはすでに実用化に向けて進行中のようだ。中国政府系の北京ニュースは7月24日にいくつかのBC企業がサプライチェーンの中に特定のキーワードを入れる事によって、その後の追跡が簡単に、また安全になるように取り組み中だと報じた。

 しかし、すべての人がこの取り組みに熱心ではないようだ。あるコメンテーターは、「数式的なアルゴリズムで本当に国家の危機を救えるか疑問」とDoNewsの中で述べている。

 彼らは、BC技術で製薬会社のワクチンの問題が本当に収まるか疑問、それよりも現状の状況を変更するのが一層難しくなるとしている。中国の製薬事業はかなり深く中央集権化が進んでおり、内部は秘密のブラックボックスとなっており、何か極端な問題が表に出てこない限りこの業界を調べることはできない】
つまりBCはただの技術であり、社会の問題を解決できるだけの力があるわけではない。

 7月23日に中国サイトチーフーに投稿された記事にも「BC技術の実行の可能性に疑問」としている。

 この方法には他にも問題点がある。例えばサプライチェーンに登録したワクチンの情報が意図的に改ざんされたという事になれば、そもそもサプライチェーンでそのような物を偽装ワクチンとして追うことができない。しかし、現在、1つのスタートアップが興味を示している・

 上での例を挙げたようにこのジレンマの問題は中国のソイシャルメディアで議論を呼んでいる。しかし、国家の情報統制によって一般の会社がこの問題の本質を知ることが難しくなっている。

 例えば、ウェイボーでは「ブロックチェーン」と「クチン」と入力すると検索結果はゼロ件となる。つまり国家単位で情報の規制が行われているのだ、しかしその統制が行われているBC技術がこの問題を解決できる可能性を秘めていることになる。

 今回のスキャンダルで表に出てきた「ワクチンの王様」というキーワードは現在は中国のソイシャルメディアでは検索ができなくなっている、ただしそのようなキーワードはイーサリアム上に記録される。

 7月22日に"ワクチンの王様"の記事はEに半永久的に記録にされた、今はまだ本当に小さなステップだがいつの日にか人類の歴史にとって大きな一歩になる時が来るかもしれない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/a-solution-to-chinas-pharma-woes-might-be-a-blockchain-away/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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