自称サトシ・ナカモト、ビットコインの本を執筆中

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 自らをサトシ・ナカモトだと称する人物が、ビットコインとその歴史についての本を執筆中だと発表した。この本にはビットコイン作成者の身の上話も含まれるという。しかしこの人物が、世界初、そして今でも最大の仮想通貨の本当の発明者かどうかは定かではない。

 6月29日、「nakamotofamilyfoundation.org」という名のウェブサイトで、あの有名な08年のビットコインに関するホワイトペーパーの著者(恐らく偽名)であるサトシ・ナカモトの署名入り文書が投稿された。サトシ・ナカモトの正体は未だ不明なままだ。

 この投稿よると、出版されればこの本は2つの章に分けられるという。そしてこの投稿と共に出された「クリプトパズル」の答えによると、その章の名前は「本音と建前」だ。

 ウィキペディアの説明によると、この日本語は「本当の気持ちや望みと、公の場で示す行動や意見との対比」という意味だ。

 さらにこの投稿の著者は、この本にはビットコイン作成者の私生活に関する情報も含まれると述べ、次のように記した。

 「しかし確かに、啓発的だと感じた数多くの会話があり、それを話の一部に加えたいと思う。どうであれ、この本は私の私生活に関するものなので、本の至る所で多くの新たな名前や人物が登場するだろう」

 発表と共に、その本からのものだと思われる抜粋も公開された。ビットコインの開発について簡潔にまとめ、スケーリング、ブロックチェーンの概念、ASIC(特定用途向け集積回路)マイナーの登場といった、ビットコイン作成後に現れた新たな論点を取り上げたものだ。

 この抜粋では、そもそもなぜサトシ・ナカモトという名前を選んだのかも説明されている。

 「最も一般的な名前にしたかった。日本以外では誰も、サトシ・ナカモトが『ジョン・スミス』に相当するものだと思いつかないことは分かっていた。一般人がこの結論に至るのには時間がかかったが、私と直接交流を持つほとんどの人はだいぶ前に分かっていた」

 しかし、この投稿の著者が本物のサトシ・ナカモトなのかどうかはまだ証明できていない。

 15年に自分がナカモトだと主張した(しかしほとんどの立会人に十分な証拠を提出しなかった)オーストラリア人で研究者、nチェーンの主任科学者でもあるクレイグ・ライト氏は、この本に関する発表が明らかになった後ツイッターで、この著者は「日付も技術的内容も間違えている」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/self-claimed-satoshi-nakamoto-says-bitcoin-book-in-the-works/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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