FRB版仮想通貨に説得力の必要性なしーブレイナード理事

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 FRB(米国連邦準備制度理事会)理事のラエル・ブレイナード氏は、FRB版の仮想通貨に「説得力」のある必要性は見えないと述べた。

 16日にサンフランシスコで行われた「ディコーディング・デジタル通貨・カンファレンス」において、ブレイナード理事は、中央銀行発行のデジタル通貨は仮想通貨に関する多くの困難に対処するように思われるが、それは「厳密な精査には耐えられないだろう」と述べた。

 さらに、人々がモバイルアプリケーションやその他の手段を通してデジタル支払いを行うより簡単な手段を見つけている今、米国の消費者がリアルタイムで電子決済を行う複数の手段を得る確実は高い。

 彼女は以下のように述べた。

 「最後に、FRB発のデジタル通貨に説得力のある明確な必要性はありません」

 また、そこでのスピーチでブレイナード理事は仮想通貨が金融の安定性に危機をもたらさないと考えていることを再び明確にした。

 彼女は米国の中央銀行は支払規則、監視・規制、金融の安定性、金融政策なども含めて多くの分野において仮想通貨の発展を積極的に監視していると述べた。

 法律違反や詐欺活動などを含めた仮想通貨に関する安全性の懸念についての議論の中でブレイナード理事は以下のように語った。

 「仮想通貨が金融システム全体に対して比較的小規模であること、仮想通貨の銀行部門への繋がりが比較的限られていることは仮想通貨が現在は金融の安定性に危機をもたらしていないことを示しています」

 続けてブレイナード理事は、仮想通貨市場での質の悪い発展や方向性の変化が起きると最終的に極端な価格変動、取引困難な状態、そして市場の崩壊にすら繋がるかもしれないとも述べた。そのようなことを防ぐためにFRBが、「金融システム全体に対する仮想通貨の重要性の増大に特に目を凝らしながら、仮想通貨の発展を監視していく」ことをブレイナード理事は強調した。

 上記で述べたように、ブレイナード理事が仮想通貨について語るのは今回が初めてではない。18年4月にも彼女は個人投資家に対して、「投資に落とし穴があるかもしれないことと損失の可能性」について警戒を促していた。当時ブレイナード理事はFRBは「いくつかの仮想通貨によって示されている極端な変動性を監視している」とも述べていた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/fed-governor-says-no-compelling-need-for-central-bank-crypto/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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