オーストラリア証券投資委員会が詐欺ICOの中止に動く

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 オーストラリア証券投資委員会(ASIC)は1日、これからICO(イニシャル・コイン・ オファリング)市場での詐欺を取り締まっていくことを発表した。

 1日に発表された声明でオーストラリア証券投資委員会は「詐欺に当たる、もしくは誤解を招くと判断した行為か表現に携わっていると特定されたICO発行者もしくはそのアドバイザーに取り調べを行う」と述べている。またそれに追加して、無認可の活動も中止させていくことも示唆した。

 オーストラリア証券投資委員会はその活動によってどれだけのトークン・セールがキャンセル、もしくは変更されたかは示さなかったが、「委員会の調査によっていくつかのICO発行者がICOを中止、もしくはその仕組みを修正することを示した」と公表した。

 オーストラリア証券投資委員会の長官ジョン・プライス氏は以下のように説明する。

 「もし他人のお金を扱っているなら、もしくは他人に何かを売るのであれば、そこには義務が発生する。ICOがどんな仕組みを取ろうとも必ず適用される法律が1つある。それは、製品について誤解を与える、もしくは詐欺の表現を行ってはならないということ。このことは、仮想通貨産業がこれから発達していく中で私たちの主要な焦点になっている」

 コインデスクが以前報じたように、このオーストラリア証券投資委員会の動きは予想されていたかもしれない。プライス長官は4月27日にすでにトークン・セールについて語っており、オーストラリア人投資家を狙った海外に拠点を置くICOに焦点を当てていく意図を宣言していた。

 「オーストラリアの消費者に証券もしくはトークンを発行することも含めて、オーストラリアで事業を行っており、オーストラリア人に何かを販売しているのであればオーストラリアの法律が適用されることをいくら強調してもしきれません」とプライス長官はその時述べていた。

 火曜日の声明でオーストラリア証券投資委員会は、ICOに携わっている者がオーストラリアの法律に従っているかどうかを調査していく中で、ICOマーケティングにおいて人気のあるホワイトペーパーを厳密に調査していくことを示した。

 「最近起こった1つの例では、ICOの仕組み、発行者について、そしてホワイトペーパーの中身について根本的な懸念を特定したため投資家を守るために実際に手段を講じた」とオーストラリア証券投資委員会は説明する。「ホワイトペーパーに誤解を招く恐れのある表現が存在したことに加えて、そのICOは規制外集団投資スキームの形をとっている」(同委員会)

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/australias-securities-watchdog-moves-halt-deceptive-icos/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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