ANZ、IBMと共同で保険部門のブロックチェーンソリューションを開発

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 オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は4月30日、保険業界の効率性を向上するためのブロックチェーンソリューションを発表した。

 ANZは技術系最大手IBMと金融サービス会社のサンコープ・ニュージーランドと協力し、ブローカーと保険会社間のデータや保険料の支払いを容易にし、最終的にプロセスをより迅速かつより透明にすることを目的としたブロックチェーンベースのプラットフォームを構築する。

 ANZ取締役社長のポール・グッドウィン氏は「既存の業界ソリューションと連携して関連情報を収集し、調整を必要とせずに保険料の支払いを予測することが出来る」とコメント。

 また、ブローカーと保険会社間の保険商品情報と支払いの行き違いをなくすことは、「効率的であり、遅延などのプロセスに対処できる」とグッドウィン氏は付け加えた。

 この計画は、保険料額表(保険会社のブローカーが準備した保険料の一覧)の調整における非効率性を解決する上でのブロックチェーンの可能性を実証した概念実証(PoC)に由来している。

 PoCは、Linuxオペレーションシステムの普及をサポートする非営利組織のリナックスファウンデーションが支援するハイパーレジャー共同事業によって開発されたブロックチェーンベースのプラットフォームのファブリック型で構築されている。

 サンコープ・ニュージーランドの最高財務責任者のティム・バケット氏は、保険契約者および当社のビジネスパートナーの顧客満足度を高めることと共に、私たちは常に業務の効率化を生み出す方法を検討している。概念実証は、テクノロジー解決が保険料支払いのための調整プロセスをスピードアップできるかどうかをテストするエキサイティングな方法だった」と述べた。

 このブロックチェーンソリューションでは、プラットフォームが将来的に被保険者の課題を改善すると考えられ、複数の保険会社と複数のブローカーを持つ将来のエコシステムが実現可能という。

 ANZは、17年6月の事業用不動産物件の銀行保証プロセスのデジタル化を目的とした試行を含む、多数のブロックチェーンプロジェクトに関与してきた。この試行では、IBM、ウエストパック、およびショッピングセンターオペレーターのセンターグループの参加が見られた。

 同銀行グループは、16年にウェルズ・ファーゴとスウィフトと共にブロックチェーン・プロトタイプの完成にも貢献した。これにより、銀行は分散型元帳を使用することでスウィフトを介して支払を調停することができるようになった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/anz-and-ibm-building-blockchain-solution-for-insurance-industry/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.

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