「もうたくさんだ」、ファイナンス界の権威がフェイスブックを提訴

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 パーソナルファイナンス界の権威である英国人マーティン・ルイス氏がファイスブックを提訴する。同企業が詐欺師にフェイスブック上の広告で彼の肖像を利用させているとのことだ。そのような詐欺師の中には仮想通貨詐欺を奨励している者もいる。

 ルイス氏はマネーセイビングエキスパート(Money Saving Expert)という名のブログの創設者であり、彼の名前と顔は長年の執筆活動とテレビの出演によって良く知られている。そのブログの記事でルイス氏は上述のような問題に関連してマネーセイビングエキスパートを通してではなく個人的にフェイスブックを高等裁判所で訴える手続きを始めると説明した。彼がその裁判で獲得するかもしれない賠償金は全て反詐欺チャリティーに寄与されるとも述べた。
 
 ルイス氏によれば、過去1年間に彼の肖像を利用した偽広告の数は50を超えた。彼は特にビットコインコード(Bitcoin Code)とクラウドトレーダー(Cloud Trader)という2つの詐欺の名前を挙げている。この2つはどちらもルイス氏が「ほとんど確実にお金を失わせるもの」と呼ぶリスクの高い資産クラスであるバイナリーオプションの取引からの莫大な利益を約束している。

 フェイスブック上の広告は英国のデイリー・ミラーやBBCニュースを真似て作られた偽ニュース記事にリンクされている場合もある。 

 「もうたくさんだ」とルイス氏は書いている。「フェイスブックが、こうした詐欺師が弱い人々を騙すために私の名前と顔を使うのを許しているのを止めさせるよう一年以上も頑張っているのですが、そのような行為はまだ続いてます」(同氏)

 ルイス氏は以下のように言う。

 「フェイスブックが責任を取るべき時です。フェイスブックはプラットフォームであり出版社ではないと主張しています。しかし、これはただのウェブフォーラム上の投稿の話ではないのです。フェイスブックは詐欺的である事業を公開し、広め、宣伝することで収入を得ているのです。今回の裁判がフェイスブックにそのようなシステムを変えさせるきっかけになることを望んでいます」

 フェイスブックは1月、仮想通貨とICO(イニシャル・コイン・ オファリング)の広告を禁止すると発表している。

 月曜日にフェイスブックにコメントを求めると、広報担当者はコインデスクに以下のように述べた。

 「私たちはフェイスブック上で誤解を招くような、もしくは嘘である広告を載せることを許していません。ルイス氏にも彼の権利を侵害するような広告の存在はすべて報告するように、そして報告された広告はフェイスブックから取り除かれるということを説明しています。ルイス氏のチームとは直接連絡を取り合っており、彼らの要求への協力、そして迅速な調査を行っています。つい先週もフェイスブックの広告規則に違反した広告とアカウントがいくつか閉鎖されたことを確認しました」

 ルイス氏もフェイスブックが問題のある広告をいくつか取り除いていることは認めているが、それは時に「数日もしくは数週間」かかることもあり、また、詐欺師は取り除かれた広告とほとんど同じものを再投稿していると述べる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coindesk.com/enough-is-enough-finance-guru-sues-facebook-over-crypto-scams/

This story originally appeared on CoinDesk, the global leader in blockchain technology news and publisher of the Bitcoin Price Index.
 
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