仮想通貨はたくさんある?

 ビットコインの誕生以降、様々な仮想通貨が誕生し、現在1,300以上の仮想通貨が存在すると言われています。その中で、ビットコインは仮想通貨全体の時価総額の5割以上を占める代表格で、ビットコイン以外の仮想通貨は総称してアルトコインと呼ばれています(図表2参照)。オルタナティブ・コインの略で、ビットコインを代替する通貨という意味です。

図表2:仮想通貨全体の時価総額と主要通貨の構成比

beginner02.gif

※ 出所:モーニングスター作成

 仮想通貨と法定通貨の取引量を見てみると、市場の半分以上がビットコインの売買で占められていることになり、その中でも対円、対ドルで76%を占め、円が取引通貨で首位となっています(図表3参照)。かつての市場参加者の中心は中国人といわれていましたが、現在は日本人が多くを占めているようです。

図表3:ビットコイン取引通貨の構成比

beginner03.gif

※ 出所:モーニングスター作成

 また、仮想通貨には、発展段階による区分が存在します。送受金に特化した通貨機能のみを有する「1.0世代」が草分けといえ、ビットコインを筆頭に、ライトコイン(LTC)、ダッシュ(DASH)などが該当します。

 第2段階では、ブロックチェーンやP2P(管理者を持たない直接やり取りするシステム)を進化させて、通貨機能以外の拡張機能性をもたせた「2.0世代」通貨が誕生、イーサリアム(ETH)、ネム(NEM)、イーサリアムクラシック(ETC)などがこれに該当します。イーサリアムには取引記録をブロックチェーンに書き込むことの他に、送金などその後の契約内容を自動的に実行する「スマートコントラクト」という機能が付加されています。イーサリアムの価値を高めた機能といえ、イーサリアムはビットコインに次ぐ時価総額第2位の通貨にまで発展しています。