<今日の仮想通貨市況>ビットコイン軟調、デフォルト懸念くすぶるベネズエラの新仮想通貨発行も重しか

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 21日の仮想通貨市場は総じて軟調に推移し、22日午前10時現在では、ビットコイン(BTC)が1BTC=114万5544円(過去24時間比6.2%安)、イーサリアム(ETH)は1ETH=9万1293円(同5.6%安)、リップル(XRP)は1XRP=108円(同6.9%安)、ビットコインキャッシュ(BCH)は1BCH=14万138円(同7.5%安)と売り優勢の展開が続いている。

 ベネズエラ政府が20日に自国の埋蔵原油を裏付けとする独自の仮想通貨「ペトロ」を発行し購入者登録手続きを始めたと伝わった他、為替市場でドル・円が軟化し、リスク回避姿勢が一段と強まったことが背景にあるとみられる。

 売出価格は原油1バレルに相当する1ペトロ=60ドル(約6465円)で、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)により海外投資家から資金を呼び込む。発行上限は1億ペトロで最大で60億ドル相当の資金調達が可能となる。ただ、同国は対外債務1400億ドルに上るとされ、4月には国債の利払い等の大規模返済が期日を迎えるなど、デフォルト(債務不履行)懸念が指摘されている。また、最大貿易相手国の米国は非民主的なベネズエラ政権に制裁を科すなど圧力を強めており、こうした状況下で発行される新仮想通貨のリスクの高さが仮想通貨相場の重しとなっているようだ。

(イメージ写真提供:123RF)

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