<今日の仮想通貨市況>不正流出騒動や黒田日銀総裁発言で上値重い

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 主要仮想通貨の価格は14日午前10時30分現在、ビットコイン(BTC)は1BTC=92万9592円(過去24時間比3.4%安)、イーサリアム(ETH)は1ETH=9万1192円(同2.6%安)、リップル(XRP)は1XRP=111円(同5.2%安)、ビットコインキャッシュ(BCH)は1BCH=13万2807円(同4.1%安)と軟調に推移し、上値が重い。

 仮想通貨ネム(XEM)の巨額不正流出に遭った仮想通貨取引所・コインチェックが13日、金融庁の業務改善命令に基づく報告書を提出。同日に日本円の出金を再開したものの、ネムの保証や他の仮想通貨の送金・売買再開のメドは明らかにされておらず、金融庁から追加行政処分が科される可能性もある。

 一方、前週にイタリアの仮想通貨取引所・ビットグレイルで発生したナノ(XRB)不正流出は当初約200億円分が引き出されたと報じられたが、その後の内部調査で約184億円程度だったことが明らかとなった。同社の経営者とみられる人物がツイッターで「顧客への返金はできない」と投稿しており、不透明な状況が続いている。

 こうした中、黒田東彦日銀総裁は13日、仮想通貨の呼称を「仮想資産という言い方に変えるべきとも言われる」との認識を示した。その上で、法定通貨のような決済手段として普及するかには懐疑的な見方を示した。

 仮想通貨取引に対するネガティブムードが、仮想通貨の上値抑制要因として働いている。

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