<今日の仮想通貨市況>イーサリアムのアップグレード、いまだ完了せず

 イーサリアムの第3弾ハードフォーク(旧仕様を無視して新仕様へ変更するアップグレード)の前半である「ビザンチウム」は今週初めに実行されたが、開発者は現在もソフトウェアの移行を完了できていないようだ。

正常に移行完了するためには、全ノード(ソフトウェアを実行するコンピュータ)が全面的にアップグレードを実行する必要がある。これは、グローバルプラットフォーム上で同時に行われることが想定されており、奨励されていた。

 しかし、ビザンチウムではそれが実行されなかった。ハードフォークの数日前にアップグレードが発表されたため、大部分のネットワークは対応できていなかった。19日時点で、最も人気のあるイーサリアムのクライアントであるパリティは38.4%、ゲスは59.1%しかアップグレードが済んでいない。

 アップグレードに失敗する不完全なノードがあるとしても、現在のビザンチウムソフトウェアにはセキュリティバグの可能性も存在する。最も深刻で発生頻度が高いものはコンセンスバグ(ハードフォーク中のネットワーク障害)で、ノードが通信できず、ブロックチェーンが互換性のないチェーンに分割されている際に発生する。イーサリアムの開発者は、これらのリスクを事前に特定し対処するために、現在もテストを続けていると伝えられている。

 20日午前8時35分現在、主要仮想通貨の値動きはビットコインが1ビットコイン=5723ドル(約64万円)、イーサリアムが1イーサリアム=309ドル(約3万4800円)、リップルが1リップル=0.21ドル(約24円)。過去24時間でビットコインは約2.9%上昇した一方、イーサリアムは約1.1%、リップルは約2.4%下落した。

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